赤字と黒字の境目

こんにちは。
神戸市東灘区の公認会計士・税理士 桑原です。

今日は暖かいですね。
少しずつ日も長くなってきて春が近づいているのかなと思ったりもしますが、また寒くなるのでしょうね。

今回は税務とは少し離れてみようと思います。
会社経営や事業運営に役立つ考え方、損益分岐点分析について書いていきます。
(CVP分析とも言うようですが、何の略かは忘れました。。。)

損益分岐点とは、ちょうど利益が0となる時の売上高や販売数量を意味します。
事業を行っていく上で、売上いくらでトントンか、何個売ればトントンか、って気になりますよね。
こんな時に役に立つのが損益分岐点分析です。

手順を簡単に書くと以下のようになります。
手順と言っても、2段階のみでとっても簡単です。

①費用を変動費と固定費に分ける。

費用は大きく分けて変動費と固定費に分けることができます。

変動費・・・売上に比例して増えていく費用
固定費・・・売上に関係なく発生する費用

話をわかりやすくするために、1個50円でりんごを仕入れてきて、1個100円で販売するという商いを行っているとします。

この場合、変動費は、1個売れば1個発生する費用、つまりリンゴの仕入値1個50円ということになります。

一方、固定費として考えられるのは、以下のようなものが挙げられます。
後の計算のため具体的な数字も入れておきます。

お店の家賃   月50,000円
お店の光熱費  月20,000円
バイト君の給料 月30,000円


合計      月100,000円

・・・他にも色々あるでしょうが、これくらいにしておきます。

②損益分岐点の計算

変動費と固定費が把握できれば後は計算するだけです。
以下の式で計算できます。

損益分岐点販売個数=固定費/(1個当たり売上ー1個当たり変動費)

この式を組み直すと、
(1個当たり売上ー1個当たり変動費)×損益分岐点販売個数-固定費=0
となりますので、ちょうど利益が0となる販売個数を計算しているというわけです。

上記のりんご屋さんの数値例で当てはめてみますと。。。

100,000円/(100円-50円)=2,000個→損益分岐点販売数量
100円×2,000個=200,000円→損益分岐点売上高

よって、利益をトントンにするには、毎月りんごを2,000個売って200,000円の売上を達成しなければならないと結論付けられます。

興味がありましたら、ご自身の事業に当てはめて考えてみるのもいいと思います。

話をややこしくしないために簡単な例にしましたが、実際に計算する上で難しいのは変動費と固定費に分けるところだと思いますので、気になりましたらお気軽にご相談くださいませ。

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桑原会計事務所
神戸市東灘区の会計士・税理士
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